地震で突っ張り棒が天井を突き破ることがある

※ 当ブログでは広告を表示しています

地震による家具の転倒を防ぐ

6月16日は新潟地震が発生した日であり、新潟市では訓練の緊急地震速報メールが配信されました。事前に日にちも時間もお知らせされていましたが、いざその時がくるとアラームの大きさに驚いてしまいます。

地震での家具転倒防止対策として、アイリスオーヤマの転倒防止伸縮棒を家具に設置しているのですが、今になって伸縮棒が天井を突き破ることがあるということを知りました。

shunodana_1

上につけているものがアイリスオーヤマの転倒防止伸縮棒です。板を設置する前の段階。

前記事 A4対応の天井までの高さのある収納ラック

本来なら、伸縮棒は梁の下に設置するのがいいのですが、都合よく梁のある場所なんてなかなかありません。天井は合板で比較的弱いつくりになっていることがほとんどですので、地震で揺れると天井を突き破ることがあるそうなのです。

転倒防止伸縮棒はかなりしっかりしたつくりで天井と家具に面する部分はクッション性のある素材になっています。伸縮棒(つっぱり棒)は一点に力がかかってしまうので、それを分散するために梁のない場所では板をはさむという方法で力を分散することで天井を突き破りにくくすることができるようです。もちろん板を挟んだからと言って絶対に大丈夫という保証はありません。

それでも、突き破る事実を知ってから板を購入することにしました。しかし、上に板をのせているだけだと、突っ張り棒がズレて板が落ちてきてしまってケガをしてしまう可能性の方が高いのではないかと気にする方も多いかと思います。気休め程度にしかならないかもしれませんが、板をネジで天井にとめてしまうことにしました。※素人ですので設置の際は自己責任でお願いします。

天井を突き破ってしまうのも嫌ですし、かといって、家具が倒れてきたら危ないし・・・なかなか難しいですね。ガッチリした板付きの突っ張り棒も販売されていますが、少しお値段も高くなってきます。

天井に固定できない低い家具には耐震マットを使うと良さそうですね。