除草シートを破る雑草もある
除草シートを敷く前には雑草の根を除去しなければなりません。この根の除去が不完全だったためにシートを突き破って砂利の間から生えてくる雑草があります。
また、配管の蓋の隙間のシートの敷き漏れからも雑草が生えてきています。
もともと家の裏にはこの雑草が生えていたのですが、これは「スギナ」といって大変繁殖力の強い雑草でした。
壁際の他の雑草
除草シートを突き破るスギナ
繁殖力の強い『スギナ』
家が建ってからしばらく除草せずに放置していたら、一面このスギナがびっしり生えていました。
表面上はカマなどを使って根からかりましたが、実はこのスギナは胞子でも増えるという性質と茎が切れても地下に茎があるので次から次へと生えてくるという厄介な性質を持ち合わせていたのです。
本当に駆除したいとすれば除草剤をまいたほうが効果があります。除草剤はなるべく使いたくなかったので使用しませんでしたが、後から生えてくるのを考えたら注意しながら使ったほうがよかったのかもしれません。
突き破った時の対処法
突き破ったところには穴が空き、その穴からまた雑草が生えてきやすくなります。そういうときは補修テープを貼るのよいでしょう。
配管とシートの隙間、壁とシートの隙間を無くすためにはシートは余裕をもって敷くというのが正しいやり方。
詳しくは前記事防草シートを補修テープとヘアピン杭でしっかり固定
それをジャストサイズにしてしまったので隙間ができてしまっています。補修テープでシートを追加したり、補修テープを配管に貼ったりして隙間を埋めると今より生えづらくなります。
ちなみに他にも砂利の上に飛ばされて運ばれてきた、あるいは雨で近隣の家から流れてきた土に雑草が生えています。それは小さなものでまだ根はしっかりしておらず、引っこ抜くとすぐ抜けます。砂利をまいた上を歩くのはシートが劣化する原因にもなるのであまりよくないようですが、たまに砂利の上を歩いてチェックするとひどい状況にはなりません。
そういえば隣の家にもスギナが生えていて定期的に草むしりをしています。除草剤の使用はトラブルが起きることもあるので良し悪しですが、スギナのように胞子で増える雑草もあるので、自分の家のためだけでなく近隣住宅のためにも雑草は駆除したほうがよいですね。