あると便利なパントリー
キッチンには食料品のストックを置くために食品庫(パントリー)があると、キレイに整理できて保存の管理がしやすくなります。
食品だけでなく調理器具の収納にも役立ちます。ゴタゴタしているものもパントリーがあればすっきりと片付きますね。パントリーは角のデッドスペースを無くすという役割もあります。
イシカワでキッチンを広くしたいという要望を伝えたところ「そこまでこだわるのなら食品庫をつくったらどうですか?」と提案されました。
その結果、食品庫をつくることにしました。
三列の棚がピッチリと収まるくらいのスペースです。これは永大のフィルカーゴという収納棚。
可動棚で板を動かすことにより段の調整ができるので置きたいものに合わせて高さを合わせられます。棚は後付けもできますが、サイズを合わせたり組み立てたりするのが大変なので家を建てるときにつけて貰った方が手間がかかりません。
こちらはウォークインパントリーで扉がないタイプです。扉をつけて分離する方法もありますが、扉がないと行き来しやすく換気もしやすいです。
パントリーで後悔することも・・・
パントリーをつくるにはそれなりのスペースが必要です。そしてそのスペースを確保することによって他の場所を狭くしたりと制限が出てくるかもしれません。また、使いづらいパントリーをつくるとスペースだけを無駄にしてしまい後悔することもあります。
パントリーの棚は可動棚がオススメです。固定棚にしてしまうと棚板が動かせずに決まったサイズのものしか置けなくなりますので、置きたいものがいざ置こうとしたら入らなかったという事態になりかねません。可動棚は収納して様子をみながらあとで高さを変更できるので自由度が高いです。
スペースを有効活用するにはスリムなハイタイプのキッチンワゴンも人気です。
冷蔵庫と食器棚の狭い隙間にこちらを入れたりと幅広く使えます。下にローラーがついているので棚に置いたものを使うときだけ引き出せばじゃまにもなりません。
実際につくってみて
フィルカーゴは現物をみると、写真のように棚板がびっしりとありそこまでは不要だったので何枚か抜くことにしました。これはカタログでみただけでは想像できませんでした。棚板を抜いたことで料理本なども置けるようになりました。
クローゼットなどにつける棚と違って、メーカーの棚類は安くはならないようで8万円ほどしました。金額が安くはないので迷いましたが、スペースにキッチリ収まるということからつけてもらうことにしました。
食品庫がなければ物が溢れ出て、階段下収納に入れるしかなかったのでキッチン脇に食品庫をつけてすごくよかったです。案を出してもらって本当にありがたかったですね。