小便器ありのトイレ
小便器は男性トイレであればあるものですが、一般住宅では小便器のある家は少なく、昔ながらの広い家は男性トイレと女性トイレが分かれていて小便器ありが多いような気がします。
実際に建売住宅ではみたことはなく、小便器を設置するのは注文住宅ならではといえるのではないでしょうか?
小便器は男性にとってもあるとよいものです。用が足しやすいから男性トイレには通常の便器の他に小便器があります。小便器があると、女性にもメリットがあります。それはトイレが汚れにくくなるという点です。寝ぼけたり、酔っぱらっていたりすると、失敗して尿をこぼしてしまい、トイレの周りがビショビショになってしまうこともありますよね。座って用を足せば済むのですが、それを拒む男性も多いので男性用の小便器があると汚れにくくて良いのです。
便器の位置
家の広さと予算に余裕があれば、男性用と女性用とわけて扉も別々な個室トイレをつくることができますが、余裕がなければ一つのトイレに便器を二つ置くことも可能です。
二つ横に並べて設置しました。
向い合せや斜めにずらして設置する家もあります。
打ち合わせではついたてをつくるかどうかを聞かれましたが、人が一緒にトイレに入ることはありませんし、ついたてがあると狭くて掃除のときに邪魔になりそうでしたのでつけないことにしました。
トイレ内は同じLIXILの便器で統一しています。
小便器は床から離れている小さなタイプもありましたが、床についているタイプにしました。
手洗い場が必要に
小便器を設置すると、手洗い器も必要になります。通常タイプの便器では小を流すと上に手洗い用の水が出ますが、こちらでは出ません。手洗い器の設置にも何万円かお金がかかってきます。トイレと洗面が近いので手洗い器はつけなかったのですが、付けてもよかったかなと少し後悔しています。
小便器は注文住宅にするなら置きたかったものなのでとても満足しています。使いやすいトイレにするために小便器を設置するかどうかも家族で話し合って決めるのをおすすめします。