瓦屋根はガルバリウム鋼板屋根よりも維持費が安い

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地震対策には瓦よりもガルバリウム鋼板

地震で家が倒壊してしまったというニュースを度々みかけます。『地震に強い家』を宣伝しているハウスメーカーもたくさんありますね。そのような耐震性に優れた家でなくても、屋根が軽い方が地震の揺れで倒壊するおそれが少なくなります。(強い地震がきたら関係ないのかもしれませんが・・・)

3年ほど前に家を建てる前に建売住宅を見学したら「地震に強いように屋根はガルバリウム鋼板にして軽くしています」というような説明を受けました。屋根だけで地震での被害が少なくなる可能性が高くなるというのはありがたいことです。

瓦屋根は重くて地震には弱いと思われがちですが、大きな地震での倒壊の原因は屋根だけでなく建物自体の問題ということもあります。台風でも瓦屋根が飛んでしまうことがありますが、最近の住宅は何十年前より工法も変わっているので、地震や台風でも瓦が落ちにくくなっているようです。

【瓦屋根の例(イシカワ以外)】

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メンテナンス費用を考える

ガルバリウム鋼板だと塗料の塗りなおしが10~15年ごとに必要になります。(塗料の種類によっても年数は違います)
ガルバリウム鋼板は瓦屋根よりも安いですが、将来的に塗装費用がかかってくることを考えると、そう簡単に安いとはいえないようです。
瓦屋根は長寿命でメンテナンスもあまり必要ありません。強い地震や台風で屋根に物がぶつかり破損したりしたら修理が必要になりますが、それ以外はメンテナンスの要らないものが多いようですね。

瓦屋根に変更する

イシカワの良質住宅Sでは屋根は瓦でしたが、そちらよりもコストの安い良質住宅Nでは屋根は鋼板でした。よく覚えていませんが、ガルバリウム鋼板だったような気がします。我が家はNのプランの家なので、通常だと屋根は瓦ではありませんが、瓦屋根が維持費もかからず良いと知人から聞いていたので費用をプラスして瓦屋根に変更しました。瓦屋根にも寿命はきますが、それよりも家全体の寿命の方が先に来るような気がします。

地震を考えたらデメリットもあるかもしれませんが、災害は起きたら起きたでその時はその時と考えることにしました。