縦か横か選べる
手すりをつけるとき、迷うのは縦手すりにするか、横手すりにするかという手すりの向きについてです。実際に手すりを使う人が身体の状態に合わせて使いやすいものをつけた方がいいですね。
手すりは玄関、トイレ、お風呂、階段につきますが、玄関、トイレは手すりの向きを選択できました。私の場合はトイレは狭さの関係もあって、一階は横手すり、二階は縦手すりにしました。
玄関には横手すりをつけました。手すりに摑まると靴を履くときにラクですが、ほとんど使用しておらず端には傘がかかっています。
手すりをちょっとした傘かけとして使いたい人は横手すりにするといいですね。
L型の手すりもある
お年寄りがいるバリアフリーの家では大きいL型の手すりをよく目にします。
これは実家の手すりです。もう70歳になるのでこの形の手すりにしたそうです。
L型だと玄関の入り口から段差を上がるまで手すりが使えます。
他に玄関用の支柱式にはタイルとフロアにまたがって置く斜めの手すりもあります。斜めになっているので大きな段差を乗り越えるときに使いやすいものです。
手すりは後からでも何とかなる
手すりは後付けできるものです。必要がなければ大きな手すりだと邪魔だと感じる方もいるかもしれません。しっかりした手すりをつけるのは介護が必要になってからでも遅くはありません。
介護によりリフォームが必要になったとき、改築補助金が出る場合もありますし、置くタイプの手すりをレンタルすることも可能です。先のことがまだ想像ができないのであれば小さな手すりだけでも十分です。