市道と私道の側溝の蓋
市道は市の道路で市が管理しています。市道の側溝の蓋は家主負担のときもあれば、市が負担するケースもあります。その地域一帯がどうしているかによって変わるようです。
側溝に蓋がないと歩行者が転落したり、車が脱輪してしまうこともあり危険です。しかし、古くからの土地では蓋のないところも多いです。
私道は家主の道路。私の家の前の道路は私道ですのでグレーチングは自分で用意しました。グレーチングについてはこちら
側溝の工事も自己負担で行わなければなりません。
後から蓋がつくこともある
実家の前の道路は市道ですが、側溝の蓋は何十年もない状態でした。その付近一帯ももちろん蓋はありません。蓋のある家は自分で用意していたようでした。実家も玄関の前と駐車場の前だけはコンクリートの蓋をしていました。工事が決まり側溝全体に蓋がされたのはここ数年のことです。
庭木がはみ出していると工事ができない
目隠しのために家のまわりにフェンスを設置するように庭木で囲う家もあります。側溝工事には基準があり、壁から何センチ以上ものがはみ出していると工事ができないというのがありました。そのため、庭木を植えている家は剪定を行うなりしないといけません。
一斉に工事を行うために一軒でもはみ出しているなら、同じ道路沿いの側溝工事はできません。工事はできる場所から順々に始まっていき、庭木が出ている家が同じ道路沿いにあったために工事はだいぶ後回しにされて早いところに比べて数年後になりました。また側溝工事に反対する家が一軒でもあると工事自体が難しくなるかもしれません。
側溝工事を行う前は溝に向かって道路が斜めになっている状態で、車から降りるときに祖母が転倒しそうになったこともありました。私も雪道で急いでいるときに他の家の側溝に落ちて軽いケガをしたことがあります。側溝は雪が積もっていると見えなくなって道路との区別がつかなくなってしまうので危険ですね。市道に自分で蓋をする場合は市の許可がいるようですので問い合わせてみるとよいでしょう。