入隅のクロスの貼り方で後から違いが出る

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部屋の隅の壁紙に隙間があかない

クロス(壁紙)は新築でも気づいたら隙間ができていることがあります。

家の中の窪んだ隅のことを『入隅』といい、外側の出っ張っている部分を『出隅』といい、入隅はクロスの貼り方で隙間ができないこともあります。

これは我が家の部屋の入隅の写真です。

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隅に合わせてクロスの長さを切って合わせたところをコーキングするという貼り方で、この部分がどうしても隙間があいてきてしまいます。施工不良というわけでもなく、クロスの収縮などで乾燥する時期にとくに起きやすい現象です。

このように隙間があいてきてしまってもコーキング剤を塗るだけで簡単に補修ができます。

巻き込みという施工法

クロスを入隅でカットしないでそのまま貼るのを巻き込みといいます。

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仕上がりはとてもキレイです。

入隅だけみたらこちらの方が良さそうなのですが、クロスの収縮や地震などの振動ではがれやすかったり、はがれたり浮いたりしたときの補修が大変ということもあるようですので、一概にこの巻き込みという施工法が良いとは言えないようです。職人さんにもよるようで、写真のクロスは築5年くらいですが、とくに異常はなく綺麗なままです。

イシカワでは

イシカワでは家の中の入隅は全てコーキングされているようです。出隅は巻き込みされています。

今のところクロスにヒビが入ることもなく、隅以外にとくに気になるところはありません。

クロスを入隅でカットしていると、浮いてきづらくクロスの張り替えが必要になった時に少ない面積で済むという利点もあります。