照明の色を選ぶ
照明には大きく分けて昼光色・昼白色・電球色の三種類に分類されます。
昼光色・・・色温度が約6,500Kの青白い光で、太陽光よりも青が強くより白い色。
昼白色・・・色温度が約5,000Kのやや黄色がかった白い光で、太陽光に近い白色。
電球色・・・色温度が約3,000Kのオレンジ色の光で、温かみのある色。
昼光色はすっきりとしたクールな色と表現されいて、よりハッキリと物がみえます。青は集中力を高める効果があるので勉強部屋や書斎の照明を昼光色にするとよいですね。
昼白色は明るさがありながらも太陽光に近い自然な光なのでリビングなどに向いていそうです。
電球色はオレンジ色の光なので、昼光色・昼白色とはだいぶ見え方が変わってきます。リラックスできる場所にはよいのですが、キッチンなどを電球色にすると手元が見えずらくなり調理しにくくなります。食材の色もよく見えないのでキッチンにはお勧めできません。
廊下とトイレは電球色にしました
注文住宅では照明の色が選べたので、廊下とトイレは勧められた電球色にしました。その理由は「暗いところからいきなり明るい場所にいくと眩しさを感じやすい」という説明を受けて確かにそうだなと思ったからです。家のトイレは一般的に電球色が多いですよね。夜中にトイレに起きた時に真っ暗な部屋から出て、いきなり明るい光を目にすると眩しすぎて後の睡眠の妨げにもなります。
洗面脱衣室の照明の色は最初は電球色を提案していただきましたが、明るい色のほうが良いと思い昼白色に変更しました。ちなみに浴室は電球色で、洗面化粧台は昼白色となっています。
埋込型の照明の色は変えられない
今の家はLEDの埋め込み型のライトを使用していることが多く、簡単に電球を外して取り変えることができません。LEDライトが切れたときは照明器具ごと交換になります。そのため、後から色を変えようと思っても一体型なので、おそらくLEDが切れた時と同様に照明そのものを外して交換になるでしょう。
電球を簡単に外せる照明と違い、一体型の照明は色を変えたくても簡単には変えられないのでよく考えて選ぶことが大切になってきます。
前記事LED照明は埋め込み型でも照明について載せています。リビングや各部屋のライトは東芝のLEDシーリングライトでした。このライトは電球色~昼光色まで色や明るさを調整できる機能が付いていてシーンに合わせて変えられるのでとても使いやすいです。