空き家を寄付する人もいる

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空き家問題解決に向けた調査の案内

先日、ポストに他のチラシと一緒にこちらが入っていました。

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「空き家問題解決に向けた調査にご協力ください」

調査対象は所有されている空き家を寄付してもよいとのお考えをお持ちの方となっています。

ハガキ裏面には「空き家寄付ニーズ調査表」とあり、私のように空き家なんて所有していない関係のない方は出さなくても良いようですね。

空き家があることでの不安や悩みもある

最初にこのチラシをみたときには「寄付する人なんているのだろうか?」と思いました。空き家が建っているくらいの広さの土地なんて安くても数百万~数千万くらいしそうです。そんなものを寄付する人がいるのかと・・・

ですが、よくこの広告を読んでみると「空き家を売りたいけど売れない」「取り壊しには多額の費用がかかる」と書いてあります。老朽化や樹木や雑草の処理が不安ということもあるようですが、きっと今後使う予定もないような空き家を所有していたら「お金にしたい」という人がほとんどだと思います。そして不動産屋に売家、売地にするか、駐車場にするか、などを相談したりするでしょう。

不動産会社をとおして売りに出すと家屋や土地は不動産会社が管理しているようです。近所の空き家も売家になってからしばらく経ちますが、不動産会社がちゃんと管理してくれていて木の枝が道路に伸びたら枝を切っていました。

不動産会社に依頼するのにも費用が掛かりますし、いつまでも売れないままだったら、値下げしなければならなくなるかもしれません。更地にするのも建物によって違うようですし、高ければ何百万もしてしまうこともあります。

寄付すれば更地化も中間所有組織がしてくれるというので、空地を更地にしたいけれど、更地化する費用の方がかかりそうだとか、そういうときには相談してみるのも良いのかもしれないですね。

隣地集約

空き家問題解決の例として、中間所有組織へ寄付されたら、更地にして空き家の隣に住む人に土地を譲渡するというものがありました。

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隣の家の人が所有したならば管理もするでしょうし、駐車スペースを増やしたりだとか、家庭菜園したり、趣味に使うことができたりと用途もありそうです。

空き家は年々増加しているようですし、空き家のまま放置されてしまうと、隣の家の人に迷惑がかかることもあります。こういう取り組みで空き家問題が少しずつ解決していくといいですね。