使いやすいベランダにするために奥行きは必要
一般的なベランダの奥行きは90㎝くらいです。我が家のベランダも奥行き91㎝の平均サイズですが、あくまで壁の芯からの長さで手すりもあるため、実際に人が通れる幅はもっと狭くなります。
実は、新築後ベランダについて「奥行きが狭い」と不満を持っている人が多いのです。理由としては
・洗濯物を干すのに窮屈
・洗濯物がたくさん干せない
・布団干しスタンドが置けない
・物を置くスペースがなく、ガーデニングができない
・エアコンの室外機を置くともっと狭くなる
など・・・
実際に90㎝のベランダで生活してみて
90㎝のベランダで洗濯物を干していると、風が強いと、窓ガラス、網戸、手すりに洗濯物がつきます。窓についている汚れが洗濯物に付着してしまうので要注意!とくにタオル類は風で飛ばされやすく、物干し竿にピンチハンガーでバスタオルを干すと最初から手すりについていたりするのです。つかないように干し方を工夫すればよいのかもしれませんが・・・そのまま気にせず干しています。
室内干し用にホスクリーンをつけていて、家の中でハンガーに干してから外に出しているので、ベランダで干すことはあまりないのですが、外に出て干すときは狭いと感じることもあります。確かにもう少し広ければだいぶ干しやすくなると思います。布団干しも置けません。
(ホスクリーンについては→雨の日対策に室内干し)
2階の部屋のエアコンの室外機も一階に置いているのでベランダにはありませんが、ベランダの床に置くなら狭くなります。ベランダに置くなら天吊りにしたほうが広さはキープできそうです。
ベランダの長さは物干し二本分とったので洗濯物干すところはそれほど困りませんが、90㎝で長さもないとすると、家族の人数が増えれば一日何回かに分けて干したり、ベランダ以外の場所に干したりしないと乾かなそうです。
ベランダの奥行きを広くすると金額上がる
ベランダの奥行きを広くとろうとすると、金額が上がります。150㎝くらいにするなら柱も増やさないといけないので、だいぶ金額が変わってしまうようです。そのため、住宅を建てるときに予算の都合上90㎝の奥行きのベランダを勧められることが多くなります。予算をかけられるなら、奥行きが広いベランダにすると洗濯物干しでのストレスもなくなり、洗濯以外の用途にも使えるようになりますね。