コンロとシンクの位置
システムキッチンはコンロとシンク(流し台)が右と左どちらにくるかで、右利きの人、左利きの人それぞれに使いやすくなっています。右利きの人が多いのでシステムキッチンは右にシンク、左にコンロがあるものが多いようですね。右利きの人が左手でフライパンを持って、右手で菜箸やフライ返し等を持って調理したり、盛り付けしやすいようになっています。右端にコンロがくると若干調理しづらくなります。
我が家のキッチンは右がシンクで左がガスコンロで右利きの人向けです。
間取りの影響が大きい
利き手に合わせてシステムキッチンが選べるとしてもそれだけでは決められません。なぜなら間取りの影響を大きく受けるからです。コンロ側は部屋の端だったり、仕切りがあった方が良ですし、手前にシンクがあった方が使いやすいです。
これはイシカワ新潟西展示場のキッチンですが、右にIHコンロ、左にシンクがあります。コンロとシンクの間だけでなく、後ろにも広い調理スペースがあります。
こちらの右側に窓があり、右奥にはダイニングテーブルが置かれていました。そのような間取りならこのキッチンの配置が良いですね。
使いやすさが一番
とくにこだわりがなければガスコンロとキッチンの位置は慣れてしまえばそれほど気になりません。昔の家を思い出してみると、実家や祖父母の家、知り合いの家のキッチンは全て左利き仕様になっていました。偶然かわかりませんが、当時は利き手なんて考えていなかったのかも。
アパートは隣の家と反転する様な形でキッチン、お風呂、トイレ、部屋が配置されていることがあり、以前住んでいたアパートのキッチンも右にガスコンロ、左にシンクがきていました。しかし、気にしていなかったので使いづらさはとくに感じなかったです。
利き手も大事ですが、リビングの間取りに合わせて住む人の使いやすいようなキッチンにすることが一番です。システムキッチンのコンロとシンクの位置は変えられることもありますので、気になったら注文前に確認した方が良いですね。