耐震ラッチつきのカップボード
耐震ラッチは地震の強い揺れを感じると自動的にロックして扉が開くのを防ぎます。最近ではカップボード(食器棚)にはこの耐震ラッチがついているものが普及しています。
一般的に耐震ラッチは震度4~5以上の地震でロック状態になります。揺れがおさまると自動的に解除されるものもあればそのまま解除されないものもあります。
【タカラスタンダードのカップボードの耐震ラッチ】
震度4の地震ではロックがかからなかった
先日、震度4の地震がありましたが、タカラスタンダードの食器棚はロックがかかっていませんでした。それほど強い揺れでもなく、物が落ちてくるような地震でもなかったのでロックが反応しなかったのだと思います。我が家には以前アパートで使用していたニトリの食器棚も置いてありますが、その食器棚の耐震ラッチもロックにはなりませんでした。
耐震ラッチは自動的に解除されるものもありますが、今まで使用していて扉を閉める勢いがあったのかたまにロックがかかることが何度かあり、そのまま解除されずにロックがかかりっぱなしになっていたので、今回はロックがかからなかったと思われます。ロックがかかったときは隙間から手を入れて解除していましたが、扉を押せば解除できるようです。
耐震ロックについては以前紹介しました。
食器棚は耐震ロック式で安心
できることなら地震は起きないでほしいところですが、万が一起きてしまったなら、この耐震ラッチが作動して中の食器類が落ちるのを防いでくれるのでしょう。食器が落ちてガラス片が散らばるのは危険なので作動してほしいですね。
耐震ラッチのついていない食器棚には別売りの耐震ロックをつけると安心です。
タカラのカップボードには吊戸棚の開き戸と食器を入れる開き戸の三か所についていました。吊戸棚も上から物が落ちてくると危ないのであったほうが安心できそうですね。