曰くつきの土地は避けたい
土地を選ぶときに「そこには前に何があったのか」というのはとても気になります。全く気にならない方もいるかもしれませんが、やっぱり学校や病院の跡地だったりするとなんだか怖いと思う人のほうが多いと思います。家を建ててからではもう後戻りすることは容易ではありません。すぐに引っ越すことになったらローンだけが残ってしまいます。
アパートの跡地
私の家は小さなアパートの跡地です。更地渡しということになっており、契約するまではまだアパートが建っていました。売りに出た部分は建物が建っていた土地で駐車場部分は他の方が買うことがすでに決まっていました。
私は怖がりなので、アパートの跡地という土地も大丈夫なのかな不安でした。いくら小さいアパートといっても数世帯が住んでいたわけですから、一軒家よりはいろんな人が出入りしたでしょうし、何か自殺や事件があったアパートだったらどうしようと悩んでいました。
すると夫が「人類が誕生してからこれまでどれだけの人が亡くなってどれだけの骨が埋まっていると思っているんだ。いろんなことがあったはずだ。」ちょっと違うかもしれませんがそのようなことを言われてなんだか妙に納得してしまいました。いくら調べてもわかるのは数十年くらいで全てがわかるわけではありません。夫も怖がりのようで当初の賃貸アパート探しの時は事故物件は嫌だというのはありましたが、この土地に関してはそのような解釈をしていました。一応不動産屋に確認したところ「曰く付きではない」と言われたそうです。
玄関の位置に気をつけた方がいい
ちょっと怖い話になりますが「私の家は幽霊がでる」と言っていた友人がいました。聞いたのは10年以上も前のことなのでうろ覚えですが、武士の恰好をした人だったり何人か見えるのだそうです。とくにその子は霊感が強いというわけではありませんでした。ただ、その子の家の玄関の位置が鬼門にあたって毎日ではないけれどそこから入ってくるというのです。日中お邪魔したことがありましたが、普通の綺麗な家でそんな風には思えませんでした。
その話を友人から聞いて玄関の位置が重要だというのを知っていたのに何も気にせず家を建ててしまいました。今のところ何もなく普通に生活できていますが、本当はしっかり調べてから家を建てるべきだったのだと思います。これから家を建てる方はそのあたりも気にしたほうがよいかもしれません。