スッキリとした窓
こちらの窓をみて何かお気づきになりませんか?
建築中の現場に行き換気をしようと窓に手をやった際に「あれ?鍵がない」と気づきました。
真ん中に引っ掛けるタイプの見慣れたカギがないのです。不思議に思いつつも、後からカギがつくのかな?そんな風に思っていました。
しかし、これはこういう窓でした。
この窓の話は打ち合わせではありませんでしたので、通常の鍵が真ん中についているタイプの窓がつくと思い込んでいたため非常に驚きました。建売住宅もこういう窓ではなかった気がします。(そこまで気にしてみていなかっただけかもしれませんが・・・)正直、一言話があってもよかったのではとも思いました。
開け閉めが簡単
こちらの窓どういう仕組みかというと・・・
閉まった状態(クローズ時)
開いた状態(オープン時)
開けると色が赤くなります。一目でわかりますね!!
さらに閉めるときはカチッという音がします。
こんな風に開け閉めがとっても簡単なんです。
閉まったか心配な方は下部分の補助カギをすることもできます。
写真は曇りガラスの写真ですが、通常のガラス窓も同じタイプのスタイリッシュな窓でした。
イシカワの良質住宅にもランクがあり、私たちの家は良いSランクではなく、NFランクの家です。こちらの窓は良質住宅NFの標準仕様でした。YKK APの窓です。
掃き出し窓は?
人が出入りすることのできるリビングやベランダの履き出し窓は、上記のような鍵ではなくよくある真ん中にカギのついたタイプでした。
どうやらベランダに出ていて誤って窓を閉めて閉じ込められたというクレームが過去にあったようです。ある意味オートロックですよね。すでに改善されていてよかったです。
個人的に気になったのは、閉めるだけで簡単にカギをかけることができるのでよくミステリーで出てくる完全犯罪が可能なのでは?という点です。密室トリックが容易で泥棒があいている窓や玄関からスッと入って、閉まっていた窓から逃げるときにスッと出て行っても気づかない気がしてなりません。でも、そんなことを言ったら心配で網戸だけにも出来ませんよね。
時短でお気に入り
最初は驚き慣れませんでしたが、今では見た目もスッキリしていて開け閉めがラクで助かっていて、家の中でとても気に入っている部分の一つです。標準仕様になるにはそれなりの理由がありますね。
このブログを読んだ方はこのような窓のことをお分かりいただけたと思いますが、細かい部分の仕様は都度変わると思いますので、気になる方はどういうものか打ち合わせの時に確認することをお勧めします。