リビングのドアはスリットで採光を取り入れる

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玄関からリビングへのドア

リビングのドアはガラス板の入ったタイプがよく使われています。ガラス板の部分から採光が入ることで部屋と廊下が明るくなります。さらにガラス板は半透明になっておりシルエットもわかることから、玄関や廊下の電気をつけると、リビングにいながら人が帰ってきたのがわかります。階段の隣にリビングがある場合、子どもが帰宅後に二階の自分の部屋にすぐに行ってしまったとしても、廊下と階段を通るのがみえて安心ですね。そういう面からもガラス板のドアは好まれて使われています。反対にガラスが入ることで中が見えたり音漏れしやすくなるので部屋にはあまり使われません。

イシカワのプラン

イシカワの良質住宅Nでは坪単価に室内建具デザインドアが含まれています。ドアのメーカーは数件の会社から選べ、その中でリビング用の1つのドアがスリットが入っているものを選んでよいようになっていました。

ガラスの割合の多いドアは値段が高い傾向があります。プラス料金を払えば変更可能だと思いますが、これは永大産業の一番シンプルな真ん中にスリットの入っているタイプのドアです。

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引き戸なので一般的な住宅に多いドアとは違いますが、スリットの入り方は一緒です。
ちなみに左側にみえる扉は階段下収納です。

トイレのドアの明かり取り窓は必要

トイレのドアにも小さな半透明の窓があると便利です。小窓があることで電気の消し忘れを防止することができ、電気が点灯しているのをみて使用中かどうかというのもわかります。

イシカワのプランではトイレ用のドアは上の方に小さな丸い窓のついたものが選択できるようになっていました。

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以前、住んでいたところが窓がないドアでしたが、消し忘れが多々ありました。ドアが閉まっていると明かりがついているのがわからないので次にトイレに行かないかぎり点けっぱなしで勿体ないですね。この窓があることで無駄な電気を消費せず節約にもなります。

ドアに窓がなかったとしても、DIYが得意な方はドアに穴を開けて部品を取り付ける後付けも出来ます。

建売でもドアに注目

建売住宅をみたところ、見学した家はリビングのドアはガラスの板が入ったタイプになっていました。材料費を削減するためにガラス板の無いタイプのドアを使用しているところもあるかもしれませんが、見学した住宅は私たちのドアよりも見栄えのよいタイプのドアでした。ドア1つとってもその住宅のことがわかります。

ドアはデザインだけでなく利便性も重視

このように採光を取り入れるドアとそうでないドアをそれぞれに合った場所につけると暮らしやすい環境ができあがります。
費用を考えてしまうとドアのデザインもシンプルなものになります。私たちの住宅は安いプランでしたので、それほど選択肢がありませんでしたが、ドアにこだわりたい方は最初の段階で話をしてみるとよいですね。

また、ガラスの部分が多い窓はオシャレでとても素敵ですが、割れてしまいやすくなるという欠点もあります。それぞれの特性を理解しながら好みに合ったドアを選ぶと楽しい家づくりになりますね。