5年間住んだアパートの退去費用

退去費用の高額請求がこわい

賃貸物件を退去するときには原状回復をしなくてはならず退去費用がかかります。借りたときのような状態に戻さないといけません。この原状回復のために高額な費用を請求されてトラブルになることもあります。

まず入居するときに壊れているところはないか、キズがついていないか等を確認するように言われました。入居前からのものなら借主の責任にはなりません。

5年暮らしてから劣化

築15年近くの古いアパートに約5年間住みました。そのアパートは立地はすごく良いのですが、すぐ裏に別のアパートが建っており日当たりがよくないという欠点がありました。しかし、その周辺のアパートで家賃の安い物件が他に空いていなかったのでそこに決めました。

日当たりが良くないことに加えてその部屋は一階です。引っ越してしばらくすると押し入れ内が湿っていることに気づきました。不動産屋に電話しようかと思いましたが、そのまま電話せずにずっと過ごしてしまいました。この押し入れの床が湿っていることはもとからと言っても、もしかしたら管理が悪いとされてしまったかもしれないので早めに話して対処してもらうべきでした。
その後、カビが発生することもあって押し入れの奥には物が置けなくなりました。そして、常に湿気とりを部屋のいたるところにいくつも置き除湿器も買いました。日中留守にするときは窓を閉めておかないといけないし、帰りは夜なので換気もあまりできません。そして物を置きっぱなしにしていたら畳にもカビが生えてしまいました。洗濯物を部屋干しすることも多かったし、換気を頻繁に行わなかったというこちら側の責任もあるので指摘されたら仕方ないと考えていました。

他には壁紙が汚いのが目立っていました。タバコは吸いませんのでヤニ汚れはありませんが、はがれてしまった箇所もありましたし、汚れもところどころついていました。壁紙の汚れは特にトイレが酷くて変色してしまって洗剤をつけてもまったく汚れがとれません。この壁クロス交換はもう請求されて当然だと思いました。

他にも台所の棚でお酒をこぼしてしまってシミになってしまったとこもあったり、フローリングはやわらかくて貼るタイプのクッションフロアでへこんでしまうのは大丈夫だと話には聞いていましたが、小さくめくれたようになってしまった箇所もあり細々としたものすべて請求されたらとんでもない金額になって敷金だけでは収まらず下手したら十万以上請求されるのではないかとヒヤヒヤしていました。

敷金が返ってくることに

引っ越しをした後に数日かけてアパートの大掃除をしました。ハウスクリーニングが入るのは知っていましたが、少しでもキレイにしておこうと必死です。引き渡しまで余裕があったので行ったときにはずっと窓を開けっぱなしにして換気をしていました。

退去前のチェックの日、不動産会社の方は部屋に入るなり「湿気がすごいですね」と言いました。ここはすかさず「住み始めたときからそうだ」ということを伝えました。相当換気していたのにも関わらずわかるものなのだと驚きました。湿度の高い環境に住み慣れていたので、自分では換気してからだいぶマシになったとさえ感じていました。

カビの生えてしまった畳があるので畳交換は仕方ないと思っていましたが、もとから畳交換は退去の時に必要とされていたようです。カビが生えていても生えていなくても同じでした。住み始めたときはおそらく新品の畳ではなかったと思いますが、それなりに新しかった気がします。

壁のクロス交換はハウスクリーニングが入れば綺麗になるのか特に請求されませんでした。5年住んだことによる劣化も考慮されたのかもしれません。他の部分の指摘もとくになく、敷金から畳交換とハウスクリーニングの費用等を引いた金額が返ってくることになりました。退去時は築20年ほどになっていたのでそれなりだと判断されたのかもしれません。

アパートはsuumo(スーモ)に掲載している大きな不動産屋が管理していました。一概には言えないかもしれませんが、住んでいた間にトラブルの対処もいくつかしてもらいましたし、大きな不動産屋だと安心だと思いました。