建ってみたら話と違うということがないように

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想像と違うを防ぐ

『一度話をしたから大丈夫』そんなことはありません。お客さんは自分たちだけではありません。大勢を相手にしているのだから、各々の要望を記憶するのは難しいと思われます。メモをとっていても失念することはあり得ますし、人と人が連携して伝達を行えば、たまにミスが起こるのは当然です。そこをなくしてもらえば一番いいのですが、そううまくはいかないこともあります。

自分たちの例

私たちを例にとると、小屋裏収納の高さが最初の話と違うということに気づきました。建売住宅の見学で大きな小屋裏収納に惹かれ、自分たちも小屋裏収納をつくることにしました。そこで気になるのが天井の高さです。「物が取り出しやすいように高さを目一杯とってほしい。両端にいくにつれて高さが低くなるのは防ぎたい。高さを残してほしい。」それが私たちの要望でした。

しかし、最終の打ち合わせ時に設計図をみてみると、小屋裏収納の端は天井が低くなっていました。要望は簡単に言えば□でしたが、設計図は△のような形でした。そして一番高い部分も最初に話したときの高さよりも低くなっていました。
このことは本当に気づいてよかったです。完成後に気づいてもなおすことの出来ない箇所です。

こんなこともあり得ますので、打ち合わせでは気を抜かずに設計図の数字も確認することが大切です。

これは完成後の小屋裏収納の写真です。

koyaulashunou

真ん中に二本の柱があることは想定していませんでしたが、構造上仕方ないのでしょう。高さをとってくれたので満足しています。

ちなみにイシカワでは小屋裏収納と見積では表現されていましたが、屋根裏収納、小屋根収納ともいうようです。

ミスはどこでも有り得る

大手ハウスメーカーで建てた方は、大きな冷蔵庫が入るように寸法を打ち合わせしていたはずが、いざ冷蔵庫を置こうとしたら入らなかったということがあったそうです。そのハウスメーカーも後日それなりの対応をとったそうですが、施主からすると、とんでもないミスです。今後、大きな冷蔵庫を買うことが出来なくなるのですから・・・

窓も新築時のトラブルでよく聞く部分です。図面と違う位置に窓がついていたり、大きさが違っていたり・・・

このようにどのハウスメーカーであっても人と人との伝達が完璧に行われるとは限りません。気になる部分はしつこいくらいに確認するのがよいでしょう。